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瓦塗装が必要な種類とは?放置のリスクをご紹介

こんにちは!岐阜県岐阜市に拠点を設け、屋根リフォームや屋根葺き替えのご依頼を承っている日比野瓦店株式会社です。
屋根瓦の中には塗装が必要なタイプがありますが、具体的にどんな瓦に必要なのか疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
また、塗装せず放置することにどんなリスクがあるのか気になる方もいるでしょう。
そこで今回は、瓦塗装が必要な種類などについてご紹介いたします。

セメント系に必要


セメント瓦やモニエル瓦などのセメント系の瓦には瓦塗装が必要です。
セメント系の瓦は粘土を焼き上げてつくる瓦と違って、水やセメントなどを混ぜ合わせ化学反応を起こして硬化させています。
ある程度の硬さはあるものの、そのままだと防水性がなく雨水を吸い込んでしまいます。
そのため塗装によって防水性を高めることが重要です。
また、モニエル瓦はヨーロッパ発祥のセメント瓦です。
モニエル瓦には、表面にスラリー層というセメント液の層があり、クリヤー塗料を塗布することで給水防止ができるようになっています。

塗装しない危険性とは

セメント系の瓦で塗装を行わない場合、塗膜が剥がれてしまって見た目が悪くなるというリスクがあります。
また、塗膜が剥がれることにより雨水が入り込みやすくなるため、ひび割れや破損を引き起こしやすくなる点も注意が必要です。
雨水の吸収と乾くことを繰り返したセメント瓦は、脆くなり少しの衝撃で割れてしまう危険もあります。
そして、一度脆くなってしまった瓦は塗装で耐久性を高めることはできません。
定期的な瓦塗装を行って耐久性を保つことが重要です。

瓦塗装は他の工事より安価

瓦塗装の最大のメリットは、葺き替え工事などと違って施工費が安価である点です。
屋根面積100ミリメートルでセメント瓦を葺き替えする場合、約160~220万円ほどが相場とされています。
対して瓦塗装の場合は塗料によって変動しますが約25~40万円が相場です。
さらに葺き替え工事の場合は、撤去代や廃材処理費なども発生するため、瓦塗装の方が圧倒的に安価で済みます。
脆くなったセメント瓦は葺き替えを行う方が安心ですが、まだ耐久性が高い状態にある場合は瓦塗装でメンテナンスを行うこともおすすめです。

日比野瓦店へご相談ください!


岐阜県岐阜市に拠点をおく日比野瓦店株式会社は、瓦屋根修理や葺き直し工事などに取り組む会社です。
屋根リフォームのプロフェッショナルとして、お客様のご要望に真摯に耳を傾け、満足度の高い施工をご提供します。
また、漆喰補修工事や棟の積み替え工事などのメンテナンス系の工事も承っております。
全国出張にも対応しており、幅広い地域での施工実績があるため、ぜひ弊社へお任せください。
皆様からのお問い合わせをお待ちしております。

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