稲沢市：O様邸
工期：2日

今回は稲沢市で瓦屋根の補修工事を行いました。








補修内容は主に以下の4点です。
・棟番線・袖番線交換
・鬼巻き漆喰工事
・土居のし漆喰工事
・隅棟尻補修工事

専門用語が多いのでわかりやすくご紹介します。

棟番線・袖番線交換

まず、番線とは瓦を固定している針金のことです。今回は棟と袖を固定している番線が劣化していたので、ステンレス製に交換しました。
ステンレス製は錆びにくく、丈夫なのがメリットです。

鬼巻き漆喰工事

棟の端についている鬼瓦と接着面の隙間を埋める漆喰が劣化していたので補修しました。

土居のし漆喰工事

土居のしとは外壁と屋根の接触面に積んである瓦のことです。
雨漏り対策の箇所を専門用語で「雨仕舞」といい、土居のしも家の中に雨水が入るのを防ぐために重要な役割を果たします。
土居のしの漆喰が劣化すると、雨漏りの原因にもなりかねないため、今回併せて補修しました。

隅棟尻補修工事

棟尻とは、棟の側面のうち鬼瓦などがついていない方のことです。
棟尻の漆喰が劣化すると、棟のズレを引き起こしやすくなるので一緒にメンテナンスをすることをおすすめします。

瓦屋根のご相談・ご依頼はお任せください

近年、新たな屋根材の普及により瓦屋根の補修に対応できる職人は少なくなりつつあります。
瓦屋根のメンテナンスをどこに頼んだら良いかわからない方はぜひお気軽にご相談ください。
大切な建物を雨漏りや瓦のズレから守るため、最適なご提案をさせていただきます。