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スレート瓦とは?日本瓦との違いについて

こんにちは!岐阜県岐阜市に拠点を構え、瓦屋根修理や屋根葺き替えに取り組んでいる日比野瓦店株式会社です。
一口に瓦屋根といっても種類は幅広くあります。
工事の中にはスレート瓦を使って工事を行うケースもあります。
スレート瓦ってどんな瓦?と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は屋根リフォームを検討している方に向けて、スレート瓦についてご紹介いたします。

軽量で安価なタイプ


スレート瓦は、セメントと石綿(アスベスト)を高温高圧下で成形した瓦です。
石綿ときくと環境問題や健康被害が気になるという方もいるかもしれません。
近年では、石綿ではなく人工繊維や天然繊維を活用した無石綿のスレートが普及しているため、スレート瓦でも安心して使用できます。
スレート瓦は、粘土瓦と比べると軽量で安価なのが特徴です。
軽量な分、地震による揺れの影響を受けにくく、衝撃に強い特徴があります。
災害に備えた屋根にしたいと考えている方に最適な屋根材です。

デザインや色が豊富

スレート瓦は、デザインや色が豊富という特徴があります。
形状に関しては平型が一般的ですが、波型などの特殊な形状の瓦も選ぶことが可能です。
また、成形したスレートに着色剤で色をつけることも可能なため、住宅の雰囲気に合わせたり、好みに合わせたりして色を決めることもできます。
そのため、洋風家屋でも和風家屋でも使えるという点は大きなメリットだといえるでしょう。

塗装によるメンテナンスが必要

スレート瓦と日本瓦の大きな違いは、塗装によるメンテナンスが欠かせない点です。
スレート瓦はセメントを原料としているため、塗膜で保護しないと雨水がしみ込んでしまいます。
そして、塗膜は経年で劣化し、剥離や色あせを起こすため、塗り直しによるメンテナンスが欠かせません。
塗装による保護を行わないと吸水と乾燥を繰り返してしまい、耐久性を損なう危険性があります。
このように、スレート瓦はメンテナンスが必要不可欠であることに注意しましょう。

日比野瓦店へご相談ください!


岐阜県岐阜市に拠点をおく日比野瓦店株式会社では、瓦葺き替え工事をはじめ屋根リフォームのご依頼をお待ちしております。
屋根瓦工事や漆喰補修工事などの幅広い工事に対応可能です。
屋根リフォームのプロフェッショナルとして、要望を丁寧に確認すると共に、満足いただけるように施工に取り組みます。
修理が必要かどうか分からないから調査してほしいなどの相談にも対応しておりますので、ぜひご相談ください。
皆様からのお問い合わせをお待ちしております。

最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。